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文部科学副大臣の退任
2024-11-16

文部科学副大臣の退任

 今週は、2期1年超もの期間、勤めさせて頂いた文部科学副大臣を、次の副大臣に引き継がせて頂きました。武部・野中新副大臣は、僕と同期で、いずれも素晴らしい方ですので、しっかりと文部科学政策・行政を推進して頂けると思います。
引継式では、幅広く意見交換もでき、例えば、学校での公衆衛生や、学校の空調・空気清浄機等についても触れさせて頂きました。普段、なかなかお話できない内容も最後ということでご容赦頂いたと思っています。

 文部科学省を始め、政府や党や院、学校やアカデミア・企業などの現場、なかなか地元に帰れない中でご理解を示して頂いた地元の皆様を含めて、全ての皆様に心から感謝です。特に、大臣や政務、ワンチームで頑張ってくれた副大臣室の仲間たちには、感謝してもしきれません。
そして、皆さんの大変なご努力のお陰で、数多くの新プロジェクトを始めることができ、関わることができたこと、心から感謝したいと思います。
スタートアップや、フュージョンエネルギー、AI、次世代半導体、コンテンツ産業成長戦略といったイノベーション、教育無償化・博士人材といった教育関係などなど。

 今年度から給付型奨学金が拡充できたことや来年4月から大学専門学校の授業料無償化のスタート(多子世帯から)できたことは勿論ですが、アントレプレナーシップ教育を現在の100倍にすることで、不確実性が増す今後の世界に対応できる人材育成を目標にした流れをつくることもできましたし、フュージョンエネルギーでは、2030年代発電のみならず、その発電出力まで言及することが出来ました。

 成長戦略の中心に、日本がグローバルで勝ち続けられる可能性のあるコンテンツ産業や次世代半導体戦略にも道筋をつけることもできました。
「副大臣は、新プロジェクトをやるなど官僚の仕事を増やすな。それより、官僚の皆さんと飲んで仲良くなることに集中しろ」という考え方がありますが、この考えには、今までの「政と官」との関係が顕れていると感じていました。

 私たち国会議員は、本来、地域や現場の生の声を聞いたからこそ考えられる課題解決や将来ビジョンに向けての政策策定を行う力があります。一方で、ただでさえ優先順位が高く、かつ多くの業務を抱え、大変な負担がある官僚の方々に新たな仕事負担をかけることは心苦しいわけです。
そういう中で、官僚の方々と本気で議論し、生まれてくるプロジェクトには、どれも真に意味があるだと感じています。

 しかし、新プロジェクトの際には、自分なりに「国民の皆様の為に、本当にどれだけの価値があるか?」と、「官僚の方々にかける負担はどれくらいか?」を、
常に天秤にかけ、優先順位付けを行い、負担が大きいなら自分自身が動くことで、少しでも負担の軽減ができないかを考えてやってきました。
例えば、地域のイノベーションやスタートアップなどを推進する産官学金(情)ラウンドテーブルも、北は北海道、南は九州まで全国で20回程度開催しましたが、半分程度は役所の負担にはせずに自ら開催したりしてきました。様々な提言も、民間人にブレーンとして入ってもらうことで、政策策定に役所の負担を軽減したりもしてきました。(それでもだいぶ負担をかけてしまったかもしれませんが、、、)

 そして、その政策を肴に飲み会で盛り上がる「政策好き」の私としては、本当に有難かったです。ご無理を言って申し訳ございませんでしたが、自分なりに全力を出し切る事ができて心から感謝です。

 子どもや日本、人類の未来を切り拓く文部科学省。そして、人間としての真の豊かさを支える文科省。これからも誇りを持って、頑張って頂けたら幸いです。

 退任に際しては、皇室の方々から、妻へのお悔やみのお言葉を頂き、涙が出ました。大御心に感謝してもしきれません。このような想いができたのも、皆さんのお陰です。本当にありがとうございました!

 最後に、引き続き、教育無償化・子どもの成長子育て支援、現役世代のリスキリングでスキルアップ→キャリアアップ→給料アップを、党において大きな役割で担うことになりそうですので、今後も文科政策推進に加え、国民の皆様一人一人を大切に、全力で頑張ります。

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AIそうちゃん