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2012-05-08

主権回復60年に際して

サンフランシスコ講和条約から60年の2012年4月28日、日本青年会議所の「凛然とした誇りある国家」創造会議の全体会議の記念講演として、豊川駐屯地司令の山根寿一氏の講演をお聞きしました。
この会議は、日本人らしい誇り、そして、国家観を取り戻したいということで、活動されており。今回は、国防意識を思い出したいということで山根司令の講演が行われました。
日本の防衛政策の変更について、分かりやすくお話を頂きました。冷戦時ソ連を脅威としてとにかく守るということを主にしていた時代から、ポスト冷戦の中でPKOなど安全保障をただ守るのではなく、地域の安定を主に変更したこと。平成16年の防衛大綱ではさらにテロへの対応が加わり、平成22年防衛大綱では、アジアが世界の中でも注目される中で、特に私たちの東アジアの不安定さを鑑みなくてはならないとお話しされました。
また、自衛隊の仕事や役割が増えながらも、予算削減・人員削減の中で非常に忙しさの極致にあることもお話しされました。時代に即した国防の為にも、ハードパワーの適正化は勿論、インテリジェンス(諜報)なども組み合わせ、国民の安全を守らねばなりません。
折も折、昨日27日には自民党は新憲法改正案を発表しました。
http://www.jimin.jp/activity/colum/116667.html
内容は、上記をご覧いただければと思いますが、国を守ろうとする時に、現行憲法ではどうしても実態に合わないことが多くあります。憲法議論は、私達が正面からしなくてはならないことです。
北朝鮮のミサイル問題、中国との尖閣問題、さらに極東アジアの不安定さが増しています。
民主党政権に外交・安全保障や国を守るということは、とても任せておけないというのが、多くの国民の想いです。
新憲法を一つの皮切りに、国防について国民の皆さんにもお考えいただきたいと思います。

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