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2012-05-07

愛知県森林組合連合会長の村松さんと林業

本日は、愛知県森林組合連合会長であり、津具森林組合長の村松幹彦さんとお話ししてきました。
現在の日本の林業の厳しい状況に立たされていますが、林業はいまやドイツやオーストリアなど先進国の産業です。
途上国の安いの外材がある中で、これらの国でうまくいっている理由は、その国の国産材に対する市場評価が適正なことや森林や山の持つ多面的な機能を適正に評価した補助金体制があることもありますが、それでも割高になる伐採や運搬コストを減らす為の最先端重機やそれらが使えるように林道整備が重要です。
また、間伐だけでなく、伐採→植樹の循環もお話し頂きました。
林業は単なるビジネスとしてだけでなく、環境、水源、防災の観点からも山を守ることの価値を再認識し、そしてその為に、山に人が住み、林業従事者が暮らしていけることことが大切であると改めて考えの共有をしました。

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