活動報告・ブログACTIVITY / BLOG

2012-04-20

永田副知事と東三河県庁について懇談①

    
永田副知事と東三河県庁について懇談しました。(写真は永田副知事と)
本日は、東三河県庁の永田副知事とお会いし、東三河県庁と東三河のこれからについて懇談させていただきました。
また、東三河県庁の核として、東三河県庁の特徴である政策立案機能と総合調整機能の司令塔、企画調整部の岩井部長ともお話させていただきました。
昨年度、0からのスタートであった東三河県庁ですが、この一年で形はできました。
今年度は東三河の10年後のビジョンとそのビジョンに近付ける為の推進プロジェクトを議論しあう一年とするようです。
このビジョンを行政だけでなく、市長村や産業界、また地域住民と一体となってつくっていくことが大きな特徴です。
この議論の結果、ビジョンや推進プロジェクトに来年度以降、予算をつけていくということですが、質の高いビジョンやプロジェクトでなくては予算を獲得し、実現することはできません。非常に重要な一年です。
さらに、それだけでなく具体策として、林業振興、港湾振興、奥三河観光支援、東三河地域産業推進なども500万円前後の予算が組まれて、モデル事業などを始めるようです。林業では急峻な森林でも作業が効率よく出来るような木材生産システムを始めようとしていますし、奥三河の観光ブランド化の為に「るるぶ」と連携していこうともしています。
また、地域産業振興では、市町村や商工会議所の実務者:課長級の職員が一堂に会して、新産業創出などの為に勉強会を行っていこうとしています。
その動きは大変すばらしいのですが、新産業創出を考えた時に、既存産業をバージョンアップさせるにしても、真の新産業にしても、これまでの地域の枠組みだけでなく、新たな知恵を入れていけるか鍵であると思います。
つまり、マーケティングや営業販売についての専門家との連携、新技術を地域企業と連携して新商品をつくっていく大学・研究所との連携は新産業創出、これまでの地域産業を飛躍的にレベルアップさせます。

前に戻る