ようやくここまで来ました。私が過労死防止と関わって、約10年。

衆議院議員とならせて頂いて、1年半という短期間で議員立法をさせて頂くことになりました。過労死は、英語でもkaroshi。いかに日本での問題が大きいかわかります。にも関わらず、今まで、過労死が法律に載ることはありませんでした。

結果、日本では過労死が何千件起こっているかも分からず、実態把握、対策が効果的体系的には行えませんでした。西洋では、働くことは罰と言われていますが、日本人にとって、働くことは美徳です。にも関わらず、この現実は悲しすぎます。働くことは、人生の一部です。それが人生すべてを壊してはなんにもなりません。

 今の政権は働く人や雇用に厳しいという批判も散見されますが、賃金が上がり、他の政権でも成立できなかった過労死防止対策の法律を成立まで進んでいるということからも、働く人や雇用をなにより考えている証左だと思います。

あとは衆議院本会議と参議院です。参議院は、野党抵抗による政争で開催されなかったりしていますが、どうか政策の観点からも、国民の為にも、早期成立を願い、私も全力を尽くします。

 最後に、これまで活動をされてこられた、寺西さん、西垣さん、のりぴー達家族の皆さんや弁護団の皆さん。森先生や馳先生、川崎先生、谷先生、西村先生、薗浦先生、丸川たまよ先生、山井先生、泉先生、長尾前衆議院議員を始め国会議員の皆さん。

地方議会からも声をあげてくれた我が地元、豊川市議会をはじめとする地方議員の皆さんなど推進に力を尽くしてくれたすべての皆さんに心から感謝致します。