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2011-09-11

愛知に麻生太郎先生がいらっしゃいました。

9/10 自民党愛知県連学生部主催で麻生太郎先生の講演会が開催されました。私のボランティアをしてくれている学生さんも数多く参加してくれました。
今の経済問題の根本はデフレであり、その大元は92年の不動産取引の総量規制によるバブル崩壊から一貫して変わっていないこと。そして、デフレ下の経済対策は、戦前までさかのぼらないとそのような状況はないので、これまでの経済政策とは全く異なることを認識しなくてはならないと述べられました。
デフレ脱却の為にも、東日本大震災からの復興が必要とされる今、双方の目的の為にも、大幅な景気対策を行うべきというご意見でした。
特に民間の経済をフル回転させる為にも、たとえば仙台港を仁川やシンガポールと戦うことができるくらいの港にするなど様々なアイデアを出されました。
その結果、民間企業の設備投資をし、給料が上がり、生活水準が上がる。GDP2-3%上昇、インフレ率も2-3%程度で伸びていくような状況をつくらなくてはならない、増税はその後であると明言されていました。
増税のタイミング等はともかく、復興の為にも、デフレ脱却の為にも、大幅な財政出動が必要であり、増税ではない手法を模索すべきというのは私も同意見であり、非常に学びの多い講演会となりました。
最後に、学生たちには、メディアに流され悲観的になりすぎず、今起きていることを冷静に見極めてほしい。
意志を持って、挑戦してほしいと学生たちに激励されました。

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