本日は、内閣の政策を担当する内閣第一副部会長として、 自民党本部で法案審査を行いました。
私も推進役として活動している「子どもの貧困対策法改正案」です。
5年前に、議員立法の時も、私は一期生議員で、ひたすら走り回っていたのを思い出しますが、今回の改正は更に意義深い内容となっています。
貧困の連鎖を断ち切って、皆が自分らしく生きる為に、数多くの政策を考えてきました。
今回の法改正で、明確化できたと思います。
●基本理念として、児童の権利条約の精神に則り推進。
●ひとり親世帯の貧困率などなど検証評価できる指標を明確化する。(KPIってやつですね、目標を数値化して、しっかり進めましょうということ)
●子どもの貧困対策会議に、なんと、当事者の子どもや一人親など、困っている当事者を入れる!
●市町村に対して、貧困対策計画を作るよう努力義務を課す。(更に、市町村の負担を減らすように財政支援も付帯決議したいと思っています)
子ども食堂など、最近の地域での皆様のご尽力には、本当に感謝をしたいと思います。食品ロス削減推進法も国会で成立したところで、これも内閣第一副部会長として努力しましたが、これと併せて、市町村ごとに子ども食堂を推進できればと思います。
子どもの7人に1人が相対的貧困と言われ、特にひとり親の家庭の2人に1人は相対的貧困層です。
最近は、ファストファッションやファストフードにより、衣服や食事で貧困が分かりにくいのですが、進学面でも大きな影響が出ますし、子どもの貧困を放置すると社会全体で40兆円のマイナスがあることも分かっています。
1期生の頃から想いのある法律、しかも議員が自ら集まって考える議員立法、なんとしてでも今国会で成立させるよう全力を尽くします。