昨日は、西村新型コロナ担当大臣に、緊急事態解除後の対応、変異株対策なども含めて提言に行って参りました。
マスコミの注目度も高く、ニュースでも取り上げられたようです。
まず、喫緊の最重要課題の一つが変異株対策。
既に一定数の変異株は市中にありますが、これまで開発を私も推進してきた、変異株用PCR検査が、先週やっと大量供給できるようになったので、これで全例検査を技術上、可能になります。
これまで日本では世界と同水準の5~10%変異株検査を行っていましたが、私たちの訴えで、既に40%を目指して増やしてくれています。40%は早期に達成し、全例検査+周囲の方々(濃厚接触者以外も)への超・積極的疫学調査で変異株を封じ込める体制を一刻も早く構築せねばなりません。
他にも、全ゲノム検査や変異株を踏まえての医療の強化、水際対策や隔離の徹底も提言しました。
また、緊急事態解除後の対応についても提言しました。医療検査体制・経済支援の拡充は勿論ですが、テレワーク推進の為に、政治行政のIT化なども入っています。
そして、緊急事態が首都圏では解除されたわけですが、都道府県内でも新規感染者数(新型コロナの蔓延具合)は地域によって相当落差が大きい(例えば、3月22日の東京都で23区以外の感染者は30人程度)ので、これからは、市区町村ごとに、対策を打てる「まん延防止等重点措置」(いわゆる「まんぼう」)が重要になってきます。
東京都や首都圏他県も、時短営業を4月21日まで継続を決めたと報道がありますが、個人的には、「まんぼう」を、東京なら市区町村ごとに、どれくらいに発動するか、Rと新規感染者数の基準を早期に定め、抑え込まねばなりませんし、当然、その時には、不要不急の外出自粛もセットだと思います。
感染者数を極少化すれば、その後、社会活動も比較的自由にできます。それの伴う経済的損失は、きちんとフォローする方策を現在、考案しており、これも近く皆様にお示ししたいと考えていますが、今は、過密地域では感染を抑える時です。首都圏や都市部の方にはどうかご理解頂ければと思います。
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