いよいよ今国会も明日で閉会予定です。
国会が閉会しても、様々な政策議論は継続しますし、円安・物価高対策を中心とした新たな経済対策への提言も策定しています。
そのような中で、昨日は、明治用水頭首工の大規模漏水対策の抜本強化について、党本部、高市政調会長や梶山幹事長代行、農林水産省や国土交通省に要望活動をしてきました。
5月17日に顕在化したこの問題。
明治用水は、我が、愛知14区では幸田町が生活用水などお世話になっていますが、特に影響が大きかったのは農業用水と工業用水です。
発生したころは、まさに田植えの時期であり、農家の方には凄まじい影響を与えてしまいました。
また、工業用水でも、工場の稼働停止にまで影響を与えました。
その後、漏水箇所とは逆の右岸側に水を集めるよう工事し、ポンプで水を汲み上げ、また、他の水源からの融通などで応急対応して頂いてきました。
特に、工業の皆さんには、各工場は井戸水や貯水で出来る限り対応頂いたり、農家や土地改良区の皆さんには、農業用水は、対象地域4ブロックに分け、順番に供給するという番水を行うよう調整頂きました。
しかし、4日に1回の通水となり、安城市や西尾市など下流の皆様には、大変な我慢をして頂いてます。
このような多くの方々のご尽力でここまで頑張って頂き、現在は、毎秒約11トン程度は用水を確保できるようになってきました。
更に、今日からは漏水の原因である左岸側の穴の周辺に、土のうや矢板を設置して、穴に水が流れるのを防ぎ、7月下旬には工事を完了させ、通常通りの水の供給ができるよう目指しています。
今後、夏に向けて、農業では、特に水が必要な季節になりますから、必ず必要量を確保せねばなりません。
また、一方、梅雨で雨量が増えても、洪水にならないように、治水での不安がないようにも工事を進めていかねばなりません。
また、今回、農業で多くの被害が出たことから、そのような農家さんへの支援も進めねばなりません。農業保険に入れない方もおり、かかり増し経費もかかっていることから、幅広な支援をせねばなりません。
「水」の重要性を訴えてきた私として、この問題にも、今後も全力で頑張ります!
#明治用水 #大規模漏水 #幸田町