第二回目の東京活動は今日が最終日です！

今日は午後に「『過労死防止基本法』の制定を実現する集い」に途中から出席しました。終盤に今枝議員も挨拶に来られました。（写真）
この集会では、有識者や過労死遺族代表の方々が講演し、国が過労死や過労自死を無くすための法律を制定することや、率先して過労死の実態調査をすることを求めていました。
集会終了後、講演者の一人である川人博弁護士に「過渡的にはこのような法律も必要かもしれないが、過重労働やパワハラ、セクハラ、またはそれらによる鬱病、自殺の根本的な原因は労働市場が硬直化していることではないか。必要なことは法律により規制することよりも、規制緩和ではないか。」とお尋ねしたところ、「過労死の問題は、外部の規制などというよりも、それよりもっと低いレベルの内的な、つまり日本の経営哲学などに根本的な問題がある。ただし、だからといって外的に拘束する法律などが不必要な訳ではなく、今の日本人の現状に合わせた法律を制定する必要がある。また、労働市場の規制緩和は失業保険の充実や、給付付き税額控除とセットで行うのならば賛成だが、規制緩和はともかく後者の話に関しては政治的に実現が非現実的なので、今は現実的なことを行うべき。」と仰ってました。また、「『過労死防止基本法』制定のような規制強化だけでなく、不必要な規制の撤廃もセットで行う必要がある。」とも仰っていましたが、撤廃する規制の具体的な内容は残念ながら時間がなく、お尋ねすることができませんでした。