文科省でスタートアップ振興も担当します。
これまでスタートアップ議員連盟事務局長として、スタートアップグローバルエコシステム拠点づくりやJ-Start upの推進、スタートアップ5か年計画の策定を推進してきた立場として、非常にやりがいがあります。
文科省の職員さんとのスタートアップ振興に関する初めての議論では、大学発新産業創出プログラム(START)、それを強化発展させるための、1000億円規模の大学発新産業創出基金や、2028年創設予定の、MITと連携しディープテック分野の国際共同研究とインキュベーション機能を兼ね備えた、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想などの、文科省予算のスタートアップ支援施策の現在地について改めて確認しました。
特に、目新しさを感じた政策は、高校生への起業家教育で、教育目標は2027年1万人を目指しており、これらの予算を補正予算から当初予算に組み替えて、今後恒常的に行っていくというものです。
他にも、ディープテック分野などのスタートアップにおいて、事業化のカギとなる研究者と経営者の出会いが少ないという課題に対して、研究者とCEO人材をマッチさせて、大学の研究シーズをビジネス化する支援の拡充を行う新規の政策など、文科省として推進できるスタートアップ支援政策は多岐に渡ります。
スタートアップを支援することは、経済全体の生産性を高め、構造的な賃上げに大きく寄与し、失われた30年を突破するカギだと信じております。
文科省予算の様々なスタートアップ振興政策について、これまで以上に責任を持って推進してまいります!