私の後援会同年部は、月1回セミナーを行っていますが、今回は、豊根村について。
人口減少・高齢化・少子化、豊根村の全盛期を支えていた林業の衰退といった課題が大きいわけです。しかし、都会にはない魅力に溢れています。
特に、危機意識を村ぐるみで持っているために、魅力を最大化して、地域を良くしていこうという意識は非常に強く、先進的な取り組みを数多くしています。
・1か月間に31万人が来る芝桜!!スキー場・温泉などの観光
・新豊根ダムは、原発1基分の発電力!!クリーンエネルギーの元祖!
・20年前からブルーベリー栽培を始め、ブルーベリーの先駆け
・愛知の誇る伝統文化;花祭り(講師は、若者風に言えば700年前から続くクラブであるとお話しされていました。)
若者のダンサーたちが、花祭りをテーマにするダンスをしようなど若者らしい新たな意見も出てきました。
都会は、どこも同じようなものかもしれませんが、地域には、それぞれ本当に多様な魅力があります。
観光は勿論、様々な分野で活きてきます。
また、総務省の事業である地域おこし協力隊についてもお話しがありました。
これまで緑のふるさと協力隊がありましたが、硬直的だったり、プロ意識が少なかったりするため、2008年に総務省で新たに創設された制度です。
農業再生の為に、農作物がもっと売れるように販路開拓であったり、買い物難民の逆で農作物を出荷できない問題に対応するために軒先集荷など新たな取り組みがなされています。地域に活力を与える素晴らしい制度ですが、この経験を活かしてどのようなキャリアパスをどう支援していくのかは大きな課題です。
山間地域の課題は、高齢化にせよ経済低迷にせよ、日本の30年後の姿です。
豊根村を含む奥三河が発展は、日本の将来がかかっています。