近年急速に普及し、今や身近な存在になった「ドローン」。
そんなドローン技術の活用範囲を広げ、より便利で快適な社会を実現するために新たな制度が開始されたことをご存じですか?
今回は、この「ドローン」について、国会議員・今枝宗一郎が簡単に、わかりやすく解説します。
この記事を読むことで、基本的な定義から、新制度や今後の展望まで理解することができます。
ぜひ一緒に学んでいきましょう!
↓こちらの動画でもわかりやすく解説しています
YouTube:今さら聞けない頻出キーワード、「ドローン」をおさらいしましょう
そもそもドローンとは?
国土交通省によると、「ドローン等」とは、「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの」と定義されます。
具体的には、ドローン(マルチコプター)や、ラジコン機、農薬散布用ヘリコプターなどがこれに該当します。
ちなみに、「ドローン等」のうち、100g以上の重量のものを「無人航空機」といいます。
無人航空機の新たな制度がスタート
2022年12月から無人航空機の新制度が始まり、「レベル4飛行」が可能となりました。
このレベル分けは「自動化がどこまで成されているのか」を数値化しており、「自動運転」でも同様の指標が設定されています。
↓「自動運転」について詳しく知りたい方はこちら↓
↓記事でも詳しくご紹介しています↓
2023-08-18ブログ 【日本初】自動運転『レベル4』解禁へ 運転操作から解放される高度運転自動化とは?
具体的に、各レベルの定義は以下のようになっています。
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このレベル4飛行によって、多岐にわたるドローンの活躍が期待されています。
- ・スタジアムでのスポーツ中継や、写真・映像撮影のための空撮
・市街地や山間部、離島などへの医薬品や食料品などの配送
・災害時の救助や物資の輸送
・工場設備や建設現場
・大規模イベント施設や離島などの確認・点検
また、「2024年問題」が注目される中、トラック運転手の不足などの物流問題を解決する一助としても期待されています。
各種制度の内容をチェック
ドローンは夢のような技術ですが、これまで以上にルールをしっかりと遵守し、航空安全を守っていく必要があります。
具体的に、レベル4飛行のためには、第一種機体認証、一等無人航空機操縦者技能証明書、飛行の許可・承認手続き、そして各運航ルールの遵守が必要です。
機体認証 特定飛行を行うことを目的とする無人航空機の強度、構造及び性能について、設計、製造過程及び現状が安全基準に適合するか検査し、安全性を確保するための認証制度 ▶詳しくはこちら |
無人航空機操縦者技能証明 無人航空機を飛行させるのに必要な知識及び能力を有することを証明する制度 ▶詳しくはこちら |
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国土交通省の「無人航空機レベル4飛行ポータルサイト」などをしっかりとチェックして、皆さまもぜひドローンの自由な活用の仕方を考えてみてくださいね!
関連リンク
YouTube:今さら聞けない頻出キーワード、「ドローン」をおさらいしましょう
無人航空機レベル4飛行ポータルサイト|国土交通省
2023-08-18ブログ 【日本初】自動運転『レベル4』解禁へ 運転操作から解放される高度運転自動化とは?
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