新城市庭野で、地域の人々や子どもたちとともにソバの収穫を行ってきました。
ソバの刈取りは、庭野小学校の子どもたちと共に行いましたが、子どもたちにとって自然と触れ合うことは貴重な機会です。
ただ、情緒的な話でなく、数学者から世界的経済学者となった宇沢弘文東京大学名誉教授は、数学的思考ができるためには体験が欠かせないことを指摘しています。数学的な抽象思考をできるようになるためには，具体的な体験の裏打ちが欠かせないというのです。
しかし，現代の子供たちにはその機会は少なくなってしまったように思います。子供に自然を。これは，単にレジャー消費を喚起するための戦略なのではなくて，より本質的な次世代育成の戦略なのです。
都会にはあり得ない子育ての本質がここにはあります。