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2012-08-12

市町村の将来のビジョンの策定の仕方

奥三河ビジョンフォーラムの臨時総会に出席しました。
公益法人制度改革に伴って、一般社団法人へと変更する件について、定款変更、役員選出などを行いました。
総会の後は、田原市長の鈴木克幸市長の講演をお聞きしました。
田原市は、目先の課題にとらわれるのではなく、100年の計をつくりたいということで、市の将来ビジョンを策定されているということでした。
その際に、行政だけでつくるのではなく、市民や学生も加わった形でつくっているそうです。
このような将来ビジョンの策定方法は時代に合った良いものと思います。というのも、これからのまちづくりは、行政だけで行っても意味がないからです。
例えば、産業育成にしても、企業誘致であれば行政主導で良いかもしれませんが、これからはある分野を地域が一体となって取り組んでいくクラスター政策が必要です。
地域の中小企業が、どのような技術や製品をつくっていくのか、地域内連携なども必要です。
さらに、農業の6次産業化(農業+加工+販売)を進める上でも、ブランド化をすすめる上でも、地域の人がその農作物や食品に、地元のものであると誇りを持たなくてはなりません。
将来ビジョン策定への市民や学生の参画は、これまで以上に重要になってきます。
私も学生時代に埼玉県志木市でこのようなことを行ってきました。その経験を活かしてこれからも活動していきたいと思います。

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