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2012-08-04

真田幸光さんと

経済学者の真田幸光さんとお会いしてきました。真田さんは、あの信州真田家の末裔で、愛知淑徳大学ビジネス学部の教授です。
東京銀行時代は、バンカーとして金融の世界で活躍し、今はトップレベルの経済学者です。
真田さんの経済論と私の考えで非常に強く合致するのは、日本経済をどこに向けていくのかという点です。
日本が守るべきは、技術力に支えられた「少量(可能な限り大量)・多品種・高品質・高利潤」の中堅中小企業であり、これらの企業が日本全国に、農林水産業の6次産業化も含めて様々な業種に多数存在する国家を目指すべきであるということ。
大量生産・大量販売型のマスビジネスを志向する企業は低コストの地域を求めて世界を渡り歩くわけです。日本の中堅中小企業は、日本発多国籍企業も含めて、自社の製品を最も正当に評価してくれる企業への販売したり、その製品や技術がうまく活用される地域システムを地域と一緒に開発しそこまで含んで販売し高利潤を確保することが重要です。
こう高付加価値産業は、当然一人当たりのGDPや所得も上がり、人口減少でも国の経済や国民生活が豊かでいられるのです。
写真は、真田先生と。

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