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2012-07-27

尾張名古屋共和国?

片山さつきさんの政経セミナーに出席しました。
シンポジウムのテーマは、尾張名古屋共和国について。
なんと名古屋の河村市長がシンポジストの一人として参加されました。
江戸時代の尾張藩の歴史を紐解きながら、今後の自治体再編について、同じ文化圏、経済圏となっている尾張を考えてはどうだという意見。
私は、愛知の人間として、三河の人間として、正直な話、よく分からなかった。
例えば、名古屋の街を支えている、水や空気は三河から長野にかけての山々がつくりだしたものです。また、工業は西三河が頑張っているし、農業は東三河が頑張っていて、一つの県として、地域としてバランスのとれた成熟したものになっているはずなのに、そのあたりを考えず、都市だけをクローズアップするのはどうかと思います。
また、これからの経済成長は大都市の効率性に依存するのではなく、地域の独自の資源や人材が創意工夫を持って新たなものをうんでいく、そこでしか作れないものを作っていく高付加価値産業が求められています。その時に、都市部だけを中心に考える地方分権策の良さは分かりません。
そう考えると、道州制も踏まえて、全愛知を見渡している大村知事の中京都の方が遥かに将来を見据えた政策であると感じました。
その後の懇親会では、私もご挨拶させて頂き、真の地域集権、中央集権打倒への決意を新たにしました!

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