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2012-06-29

食の安全を守る豚編

本日は、愛知県養豚農協のシンポジウムに出席しました。
私たちの地元でも、養豚農家さんは多くいらっしゃり、美味しい豚を届けて頂いています。
本日のテーマは、PRRS清浄化。
PRRSとは、豚の伝染病で、生殖機能障害や呼吸器障害であり、養豚農家の皆さんにとっては死活問題であり、食の安全の為にも重要なテーマです。
生ワクチンがありますが、100%防げるわけではありません。
それ故、防疫が重要になるわけですが、その対策を勉強しようというシンポジウムでした。
その結論は、人の防疫と似ており、
・きれいな場所と汚い場所をわける。
・出入者の記録をとる。
・注射針の交換。
・人と豚の動線をわけよう。
といったものでした。
勤務医時代に、病院の新型インフルエンザ対策をマネジメントしたことを思い出しました。
医療の世界は、防疫についての考え方も進んでおり、養豚など家畜の世界にももっとその知見が拡大すると良いと感じた一日でした。

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