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2012-03-23

中部圏の観光促進について昇龍道プロジェクト

3月13日は国土交通省の中部運輸局局長の甲斐正彰氏の講演を聞いて参りました。
内容は、地域の魅力はあるのに、今一歩、外国からの観光客が少ない中部圏の観光客を増やそうという昇龍道プロジェクトについて。
観光は、人口減少というこれからの日本を揺るがす大きな大きな課題に対する一つの解決策。人口減少によって、労働力も減りますが、国内の消費する人が減るのも日本経済にとっては大きなマイナスになります。また超高齢化によって、お年寄りが増えることで消費はさらに減少すると言われています。
観光は、海外から人が来てくれますし、さらに消費もしてくれるわけですから、人口減少大国ニッポンにとっては切り札のような存在です。
政府も、2025年に訪日外国人3000万人を目指して様々な政策をうっていますが、このままいくと我らが東三河のある中部圏は取り残されてしまうかもしれません。東京、関西、九州、北海道がクローズアップされ、中部はいささか遅れ気味。。。
自然も歴史文化も他の地域に決して引けを取らない中部の観光ポテンシャルはまだまだあるはず!また、東京(成田空港)―富士山―京都―大阪(関西空港)を結ぶ「ゴールデンルート」を提案しながら、年間200万人宿泊を3倍にするということ。
というわけで、成長著しい中華圏からの観光客の増加を狙って、昇龍道プロジェクトが3月9日に協議会が発足し、中部9県一体となって地域自体の知名度アップさせ、ブランド化させようとしています。
高速やJR、私鉄全てのフリーパスや中国語の案内を増やすなど、地域で出来ることをしながら、中華圏の旅行会社に売り込みをしていくようです。
東三河のこれからを考えた時に、観光は間違いなくその中心の一つになります。昇龍道プロジェクトを応援しながら、東三河の観光促進にも取り組んでいきたいと思います。

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