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2011-01-18

今枝宗一郎 決意表明文

「あなたを大切にする」政治に挑戦したい
日本は現在、崩壊の危機にさらされています。財政危機、低迷する経済や雇用、将来どうなるか分からない社会保障、そして在宅医療を通じて実感した人々の生活の厳しさや不安、希望が見えず閉塞感が広がっています。
このような不安の中で、人々のモラルは低下し、自分さえ良ければ良い自己中心主義の蔓延、子どもは将来の仕事に対して、夢や希望ではなく安定した給料を重視しています。自分の仕事に誇りを持ち、勤勉に働くという日本人の美徳も失われつつあります。
そんな日本が今後迎える大きな危機の一つが人口減少です。特に、働き手世代の人口が急速に減少します。
このような状況で社会を継続的に発展させようとすれば、私たち日本国民一人ひとりが、自らの持つ力を活かし、それぞれの現場で創意工夫をして新たな価値を生み出していくことしかありません。
それはまさに国民の中にある「人ぢから」を発揮していくことであり、「あなたを大切にする政治」は、その為に必要不可欠です。
私は、今でこそ医師として働いていますが、小学校の三年間、肝臓病で入院を繰り返していました。
当時はただ不安に怯える日々を送っていました。一時は自殺まで考えました。
そんな状態から完治し、社会生活に戻れたのは「周りが私を本当に大切にしてくれた」からです。「周りから大切にされている」という感覚ほど、その人を勇気付けることはありません。そのような実感をした時に、自分がかけがえのない存在であると実感し、自分なりの価値を生み出せる、つまり「人ぢから」が発揮できるのです。
一方で、現在の社会は、派遣切りや若者の就職難など雇用の問題、医療崩壊、介護難民、不安な年金、家族やコミュニティの崩壊など、「人」が大切にされているとは言えません。
そして、それを象徴しているのが政治に対する不信感です。政治が国民の為にあるのか大いに疑問です。こんな状態では、自らの持つ力を発揮して新たな価値を生み出すことはできません。今こそ一人ひとりを大切にする、つまり「あなた」を大切にする政治が必要です。
私はこれまで医師をしながら、医療など公共政策を学び政策提言をしてきました。行政と連携して、医療や教育、まちづくり等の分野で様々な事業を行ってきました。10年間必死にやってきましたが、日本の崩壊は進むばかりです。課題解決の為には政治の力が必要です。
政治に新たな風を吹き込み、国民の皆様と一緒に新しい政策をつくろうと決意しました。その中でも、私の専門分野は医療・社会保障です。医療崩壊を防ぐことこそ、私が第一になすべきことです。愛知14区は、地元愛知の中で最も医療崩壊の危険性が高い地域です。医療問題に取り組むなら、自ら課題の大きい地域に入らねばならないと、愛知14区から国政に挑戦致します。
勿論、私がこれまで取り組んできた教育、経済産業・農林水産・雇用、地域活性・まちづくり(ソフト・ハード)・地方分権等にも積極的に取り組み、皆様とともに、命をかけて「あなたを大切にする」政治・政策をつくることを誓います。
平成23年1月16日 
今枝宗一郎

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