必要な人には十分届き,公平でわかりやすい社会保障体系を構築すること。
これが,地域社会を持続的に発展させる安心の社会保障の基本です。
社会保障の中で最も額の大きい年金制度の改革は,
自営業者もサラリーマンも公務員も等しく,現役時代の所得に応じた負担と給付を実現できるようにすることが一番大切です。
つまり,だれでも同じ年金制度に入るという年金保険の一元化が欠かせません。
しかし,国民年金や厚生年金,共済年金など複数の年金に分かれた現在の体系からいきなり一元化を実現することは困難です。
そこで,厚生年金と共済年金を合わせる,被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が平成27年10月より施行されることになりました。
安心の社会保障制度,公平な年金制度を構築するためにさらにまい進いたします。