今年も暮れていきます。一昨日で仕事納めの方も多いと思います。一年間お疲れ様でございました。私も、東京は一昨日が仕事納めとなりました。
今年最後の国政報告記事は、小泉先生との会議写真です。
実はこの2か月間頑張っていたことが、政府の障がい者雇用水増し問題に対して、小泉厚生労働部会長の想いを受けながら、プロジェクトチームで議論し、緊急提言を行う事でした。
年末の会議で決議を行い、政府に決議文を突きつけました。
そもそも、この障がい者水増し雇用問題は、中央省庁や地方自治体に、何十年にもわたって存在していることが発覚したもので、近々も約3700人が不適切に計上されていたのです。
ノーマライゼーションの観点からも、民間企業の皆さんには納付金まで払って頂いて、障がい者雇用を進めようとしている中で、率先垂範すべき中央省庁が、水増し計上するなど言語道断、絶対にあってはならないことです。
第三者機関を作って原因を調査し、ずさんな状況が明らかになり、その後政府としても来年度中に、法定雇用率達成を行うとしていましたが、小泉進次郎部会長も私もそれでは生温い!というのが見解でした。
このような事態になったことから、真に再発防止や信頼回復をしていく為には、霞が関が世界一障がい者が働きやすい職場に生まれ変わり、例えば、世界から視察が来るような形にしなくてはならない、障がい者雇用の「質」の向上には、常勤率や定着率の向上や数値目標化が必要であることなどを今枝ペーパーにまとめ、提案させて頂きました。
そして、障がい者雇用を進めることは、ダイバーシティが確保され障がい者のみならず全ての人にとって働きやすい職場環境となり、生産性や付加価値が向上します。
その為にも、国会改革も含めて霞が関の大改革が必要です。
来年は、なかなか難しい大改革にも取り組む一年としたいと思います。
今夜も消防団や自警団の皆様が年末特別警戒(夜警)を頑張られますので、私も激励に伺います。