9月20日に、文部科学副大臣の公務として、海洋開発機構研究報告会「JAMSTEC2023」に出席して参りました。
我が国は、四方を海で囲まれており、国土面積は世界第61位ですが、排他的経済水域の面積は世界第6位の海洋国家です。
そのため、海洋研究は国家戦略上、欠かすことができない重要な取り組みであり、海洋科学技術への注目も一層高くなっております。
私も海洋分野では、これまでも様々な仕事をさせて頂き、宇宙海洋特別委員会幹事長代理であったり、また、昨年5月には、私が当時、事務局長を努めていた党本部の海洋委員会で、第4期海洋基本計画の策定に向けた提言を取りまとめました。
世界規模でサプライチェーンやエネルギー供給の不確実性が高まる中、日本の海底に眠るメタンハイドレートやレアアースの探査や採掘は、安全保障、経済安全保障、産業育成・技術開発の場として、大きな役割を果たすべき政策分野であると考えており、文部科学省としても、海洋調査、観測等に係る研究開発や海洋科学技術に携わる人材育成など、海洋科学技術の研究開発の支援に取り組んでまいりたい、改めてその決意をお伝えしました。