昨日は文部科学副大臣として、京都にある文化庁を視察激励して参りました。
文化庁は中央省庁で、本体が地方移転した初めての事例であり、今年5月から本格的に京都に設置されスタートしています。
東京から京都に引っ越して従事してくださっている職員の皆様には大変感謝しております。
私は、文部科学副大臣になる前まで、数年間、党本部の「分散型国づくり推進本部」の事務局長として、東京一極集中ではなく、様々な首都や都市にある機能を全国分散させていくことを推進していきました。例えば、一家で移住する際に、子ども達の転校などを考えて子ども一人当たり100万円給付を提言し、実現したりもしてきました。
首都機能の最たるものである中央省庁の地方分散化とデジタルオンラインによるネットワーク化は、その中でも大きなテーマであり、文化庁がその先鞭をつけてくれたことには心から感謝しています。
もちろん、それを可能にするには、国会まわりもデジタル化やオンライン化が必須であり、中央省庁の働き方改革になることもあって、推進してきました。
特に、文化の豊かな京都で、文化振興を行う中央省庁の職員たちが仕事をすることで、歴史や伝統、多様な文化に触れ、文化振興の政策の質の向上が期待できます。
実際に、祇園祭をボランティアをしたり、地方行政職員と意見交換なども行ったり、休日に文化に、これまでよりも深く触れられるようになったりしています。
現場に寄り添った政策が期待されます。
今後も、分散型国づくりによる高付加価値の政策、高付加価値の社会のの実現と地方創生のため、全力で推進していきたいと思います。