東京農工大学に視察に行って参りました。
ご存じの方も多いかもしれませんが、僕は、カーボンニュートラルと自動車燃料(合成燃料やバイオエタノール等)や航空機燃料(SAF)の推進をずっと行ってきています。
国会議員の会の事務局長や副幹事長など役員も多く務めながら、予算委員会を始めとする国会質問でも何度も行ってきました。
特に、自動車など内燃機関(エンジン)を守りながら、カーボンニュートラルを進めることは日本の産業競争力と、雇用所得賃金を守る上でも非常に重要です。
合成燃料などは、僕の国会質問で、政府に6~10年目標前倒しを約束してもらったりもしました。
そのような中で、バイオエタノールやSAFに最も適した植物油は何かと探していたのですが、その中で、ポンガミアというマメ科の樹木に行きつきました。
ポンガミアからは、非常に高効率に油を生産することができ、環境負荷も低いどころか、カーボンネガティブとすることまで可能な夢の亜熱帯植物です。
それを日本で研究し、既に産業界や生産地も含めてコンソーシアムを創りつつあるのが、東京農工大の千葉学長なのです。
その千葉学長と極めて濃い議論をしながら、ポンガミアの苗なども実際に拝見してきました。
新たな大学やアカデミアの在り方、カーボンネガティブまで視野に入る新たな燃油エネルギーについて新たな可能性を感じる視察でした。
産業化・社会実装に向けて、全力を尽くします。
更に東京農工大では、日本の山林の在り方(針葉樹が多く保水力も少なく、材としての価値も努力して上げようとしているものの昔のようには中々いかない)も変えようと、広葉樹での山林の在り方でも新たな取り組みをしようとしています。
奥三河など山林も選挙区にあり、日本中の林業山林政策の新たな可能性も見出してきました。