博士人材は、我が国の研究力を左右する最重要要因ですが、我が国の研究力の凋落とともに、なかなか博士希望者も集まりません。

その大きな大きな問題は、暮らしが成り立たないこと。

そこで、これまでも、博士人材の生活支援を行う予算と制度を創って、支援してきましたが、果たして十分なのか、検証と改善が必要です。

また、博士卒業後の処遇の向上も必要です。いわゆるポスドク問題です。米国では、年収7万ドルとも9万ドルとも言われるほど、処遇が改善してきています。日本も、テンポラリーでなく、基盤的経費のような長期に安心して研究が可能な状況を推進することも重要です。

また、キャリアパスの多様化＝博士人材が民間企業やスタートアップ企業で活躍する道もあります。その為のキャリアサポートも重要です。

このようなことを徹底して議論して、抜本的解決策を策定していきたいと思います。

我が地元でも、愛知工科大学など素晴らしい大学がありますが、博士人材を支援し、例えば、地域の新産業創出に高度人材として尽力してもらう。地域中小企業も、宇宙産業を新事業としてやっていこうとしている素晴らしい企業もありますので、その推進役にもなってもらうなど、様々な可能性を感じます。頑張ります！