今朝9時22分、国産新型ロケット「H3」試験機2号機(以下、H3ロケット)の打ち上げに成功できました。
文部科学副大臣就任当初から、成功させることを思い、行動してきたので、本当に本当に嬉しいです。
関係者の皆様、応援頂いた全ての皆様に心から感謝です。
H3ロケットは、JAXAと三菱重工をはじめとする我が国の宇宙産業界が一丸となり、今後のロケット生産・宇通産業振興を考え、ライン生産方式も意識し、極力モジュール型とし、コスト低減や信頼性向上等を目指して開発を進めてきました。
試験機1号機の失敗を教訓に、JAXA自身の改革を進めて頂き、組織の風通しを一層良くして、若手もトップも一丸となり、議論し準備を進めつつ掴んだ成功です。
今、米国をはじめとした世界では、宇宙は民間企業も大活躍し、経済成長にも貢献する時代になっています。
そして、国民の皆様の暮らしを豊かにし、宇宙産業による経済成長には、今後更なるコスト低減や打ち上げ回数の増加が必要です。
特に衛星を宇宙へと運ぶロケットを頻繁に打ち上げていかねばなりません。
その意味でも、今日は次に繋がる本当に偉大な一歩であり、未来へ向けて更に邁進します。